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カリタのコーヒーメーカー「ET-102」
我が家では、コーヒー器具メーカー・カリタの「ET-102」というコーヒーメーカーを使っています。
コーヒーを淹れる以外の付加機能は全く付いていない、ごくごくシンプルなコーヒーメーカーです。
実勢価格3,000円前後と、お求めやすい価格も魅力。
でも安かろう悪かろうではなく、なかなに美味しいコーヒーを淹れられると評判だったので購入した経緯があります。
このET-102を購入してから14年も経ちましたが、まったく故障知らずです。
このタフさもありがたいですね。Simple is the best !
【余談】ET−102は「コーヒーを淹れる際に周辺が汚れやすい」
これは余談ですが、ET-102で唯一といってよい欠点があります。
それは何かというと、コーヒーを淹れる際にサーバーからドリッパーにお湯を吹きかけるわけですが、その際にお湯がはねて周りにが飛び散るということ。
コーヒー豆にあたってから飛び散るので、とても汚れが目立つんです…。
ですので使うたびに周辺を拭き取るのがだいぶ面倒なんですよね…。
そこで、この飛び散りを防げるドリッパーがあるものか?と探してみましたのですが、そのようなものはどうやらなさそう…。残念。。
どうしたものかと考えまして、100均でプラスチック製の薄いまな板を買ってきて敷きました。ぼちぼち収まり良い感じ?w
お湯の飛び散りに対してやや面積が足りないのですが、これまでよりはだいぶマシになりました。
カリタのウェーブフィルター
さて、ドリッパーを調べていた中で、気になる口コミを見かけました。
それは、あるフィルターを使うと、コーヒーをより美味しく淹れられるというものでした。
そのフィルターは、カリタの「KWF-185」という商品です。
ウェーブというだけに、20のひだで整形されています。
メーカーサイトによると、
- 味ブレが少ない
- ドリッパーとフィルターの接触面が少ないので、すみやかにドリップされる
- 偏ってお湯を注いでも、底が平らなので粉に均一になじむ
- 三つ穴なのでコーヒー液がとどまらず、雑味が少なく美味しさだけをドリップ
とのこと。
プロのお店でも使われているそうで、その実力は確かなもののようです。
まぁ、飲んでみないとよくわかりませんが(^_^;)
Amazonで購入した時点では100枚で715円と、一般的なフィルターに比べて価格はだいぶ高めですが、果たして味のほどはいかに!?
ドリッパーもウェーブ対応品を使いましょう
よく調べずウェーブフィルターだけを買ったのですが、いざドリッパーにセットしようとしたら形が合わないことが判明!
そりゃそうですよね。。
ET-102とセットになっていたドリッパーを使えるかと思ったのですが、これは一般的なフィルター向けの形状でした。
ウェーブフィルターは底面が円形なので、当然、このドリッパーにはきちんと収まりません(爆)
というわけで、ウェーブフィルター用のドリッパーも当然ながら販売されていました!
「ガラスドリッパー185」という商品です。(185は2〜4人用のサイズで、1〜2人用として「155」があります)
ドリッパーの底部はきちんと円形になっています。
また「カリタ式三つ穴」も美味しく淹れるポイントだそうですね。
コーヒーがドリッパーの底に溜まらず、すぐにカップやサーバーに落ちるので雑味が出にくいとのことですよ。
ウェーブフィルターもピッタリ収まります。(あたり前w)
ドリッパー本体はガラス製です。
薄めで結構軽いのですが、耐熱ガラスなので熱で割れるようなことはないと思います。
ホルダーはプラスチック製で、簡単に脱着できるようになっていました。
ET-102にも問題なくセットできました。
ただ、お湯の抽出口とドリッパーがこれまでよりも離れてしまいます。
つまり、お湯の飛び散り問題は今後も続くということ…orz
肝心のコーヒーの味について
さて、コーヒーの味についてです。
カルディで買ってきた「サマーブレンド」を飲んでみました。コクと渋みがしっかりした豆です。
そんな豆で淹れましたが、「とてもスッキリした飲み口」というのが最初の感想です。
雑味がなくなり、渋みや酸味もマイルドに感じられて、上質感が出たとも言えるかもしれません。
従来のドリッパー+一般的なフィルターで淹れたものも飲んで見ましたが、飲み比べると明らかに苦味や渋みが強く感じられました。
うちの人も同様の感想だったので、大きくハズレてはいないと思いますw
お店でも使われているということでしたが、プロも納得する味になるというのがわかるような気がしました。
まとめ
フィルターで本当に味が変わるの!?と半信半疑でウェーブフィルターを使ってみましたが、たしかに味が美味しく変化しました。
コーヒーを飲むのがまた楽しくなりそうです。ハンドドリップもやってみようかな…。豆も、色んなタイプのものを飲んでみたいですね。
価格はやや高いですが、ウェーブフィルターで淹れたことがない方は一度試してみる価値はあると思います!